霧島神宮駅を出て、右手の道沿いに並ぶ提灯を辿り2,3分ほど歩く。
するとそこにはスレート倉庫・石蔵・サウナが立ち並び、
霧島の峰を見通せる高台のようなエリアが広がる。

青々とした鮮やかな植栽は、このエリアの魅力をより惹きたてる。
鹿屋で育てられた木々が現場へ運び込まれると、
それら一つ一つを現場で振り分け、葉のつき方や枝振りを確認し、剪定を行う。

WSとして参加した鹿児島大学鷹野研究室の学生達は、
荻野景観設計の荻野さんから直に、植栽の過程について教わった。

最後には一箇所、好きに植え込むよう任された彼らは、
あれこれと議論をしながらようやく思いどおりの植栽に至ったようだ。