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2020.11.24
風のみち

前回のblogで、窓廻り断熱について触れましたが、今回は、「マンションリノベでの風通し」のお話です。冬場や、猛暑の日には、密閉された箱の住まいとしてのマンションの特性を最大限に活かすのはもちろんなのですが、春や秋、そして初夏などの季節には、マンションでもあっても、通風のある暮らしを楽しみたいものです。
通常、マンションは入り口の玄関部分と、眺望の開けた窓廻りが分断された間取りになっていることが多く、通風に配慮のない設計であることが大半でしょう。その場合、通風を確保するリノベーションの手法として、下記の2つがあげられます。

・風のみちをつくるプランニング

・造作建具の工夫からの風通し

鴨池新町のマンションリノベでは、玄関土間を拡張し、玄関側からの通風ルートを増やしたこと、そして、古い欄間を利用した網戸を、玄関扉の内側に誂えたことが、風通しのデザインで工夫したポイントです。特に欄間は、川辺町の仏壇木工職人が造り上げたもので、川辺町の古民家を解体した現場で譲り受けたものをアップサイクルすることにチャレンジしています。
古き佳きものを再生(=アップサイクル)する視点を取り入れ、マンションでの暮らし方の固定観念を少しずつ変えていきたい、そんな思いで、IFOOらしさのある設計施工に、日々取り組んでおります。